04易理民俗

六爻の六親・用神と世応の法則 — 知識体系 — Born Hour

周易六爻占術では、問いの本質を見定める「用神」の選定が第一の要となります。世爻は自身、応爻は相手や環境。六親が森羅万象を象り、動静生剋の中に陰陽の変化を浮き彫りにします。

六爻の六親と世応配当の太極図
「世応は主客を定め、六親は用神を分かつ」:事象の機微を察し、進退の度合いを知る。

世爻と応爻:主客消長の理

六爻の卦には必ず「世爻(せこう)」と「応爻(おうこう)」が存在します。

世爻は自分自身や味方の力と意志を表し、応爻は相手、取引先、交渉先、または目的地の環境を表します。

世応が相生相合すれば意気投合し、相冲相剋すれば疑念や摩擦が生じます。

世爻(自己の主体) 己身の気運

世爻が旺相していれば自身に胆力と力量があり、衰弱していれば気力不足で守りに適します。

応爻(客体の環境) 彼方の動向

提携交渉では応爻を重視。応爻が世爻を生ずれば相手に誠意があり、剋すれば警戒を要します。

動爻(事象の引き金) 変化の枢軸

老陽・老陰の変異する爻。事態がどちらへ急展開するかを示す第一の触媒となります。

六親の取用詳解

八卦の本宮五行と卦爻の五行の生剋関係から「父母・官鬼・妻財・子孫・兄弟」の五神(六親)が定まります。

妻財爻(財運と商業) 我の剋する者

利益、投資回収、資金繰り、商品売買の問い。男性の恋愛・配偶者の用神。

官鬼爻(職位と名誉) 我を剋する者

昇進、就職、公的認可、権威の問い。また訴訟、病気、女性の夫星の用神。

父母爻(契約と文書) 我を生ずる者

契約書、資格試験、不動産、車両、学問、目上の引き立ての用神。

子孫爻(福神と解厄) 我の生ずる者

災いを祓う最吉神。官鬼を制して憂いを晴らし、妻財を生んで富をもたらします。

兄弟爻 同輩と競争

日主と同五行。仲間・兄弟姉妹・友・ライバル・共同経営者を象徴。競争・協力・合弁・配偶者選び・助力と制約を表す。

六親早見表 総覧

我を生ずるは父母、我を克するは官鬼、我が克するは妻財、我が生ずるは子孫、我と同ずるは兄弟。六親は各宮位に対応する社会関係と人生の領域を写し、卦の人事吉凶を断ずる総綱である。

用神の生態と日月の統括

占断当日の月令と日辰が用神の旺衰(旺相休囚)を決定します。原神の生扶を得た用神は成功を約束し、剋傷された用神は時期を待つべきを教えます。