04易理民俗

六爻六神(青龍・白虎・玄武等)の象意詳説 — 知識体系 — Born Hour

周易六爻占術では、日の天干に呼応して配当される六神(青龍、朱雀、勾陳、螣蛇、白虎、玄武)が各爻に付着し、事象の情態、心理、微細な環境描写を生き生きと描き出します。

青龍・朱雀・白虎・玄武など六神の象意図
「干支に六神を配し、微観的に情態を定む」:六神は爻に情緒と空気感を吹き込みます。

日天干から導く六神の配置法

六神は占った日の「日干」を起点として、初爻から上爻へと下から順に配当されます。

甲乙日は青龍より、丙丁日は朱雀より、戊日は勾陳、己日は螣蛇、庚辛日は白虎、壬癸日は玄武より起算します。

六神そのものは単独で吉凶を決めるのではなく、爻の五行や六親と合わさって詳細な心理や事態の質感を表現します。

青龍(東方の吉神) 木神 · 慶事と仁愛

喜び、婚姻、正当な富、慈愛、格調の高さ。世爻に臨めば誠実で温厚、財爻に臨めば正当な利益。

朱雀(南方の文神) 火神 · 文書と言論

手紙、契約、スピーチ、議論。吉なら合格や論文発表、凶なら口論や舌禍、訴訟の火種。

勾陳(中央の土神) 土神 · 遅滞と不動産

土地、建築、古い慣習、遅延。官鬼爻に臨めば長期化する訴訟や持病の停滞。

螣蛇(怪異と驚恐) 陰土 · 不安と猜疑

悪夢、不安、虚驚、不測の事態。世爻を剋すれば精神的ストレスや小人の暗躍への警戒。

白虎(西方金神) 西 · 金 · 決断

西方の金神、秋を司る殺。剛毅果断・軍威・急速・決断の象。大事を断つ・急を要する事に向く。凶暴な衝動と血光の危難を避ける。

玄武(北方水神) 北 · 水 · 隠密

北方の水神、冬を司る蔵。深秘・暗昧・隠微・迂回の象。密謀・暗察・潜伏に向く。欺瞞・陰私・紛失を避ける。

白虎と玄武の両極の象意

白虎は剛烈な武威を司り、玄武は深秘な暗昧を司る、極めて対照的な二神です。

白虎(西方の猛神)(金神 · 剛勇と果断):外科手術、決断、断固たる武力、血光。旺相なら警察や軍事の勇躍、衰亡なら外傷や突発事故への警告。

玄武(北方の水神)(水神 · 機智と深秘):知恵、隠匿、秘密裏の交渉、情緒。凶に転じれば紛失、詐欺、秘密の露見や不透明な損失。

六神合参による総合占断法

用神が青龍を伴えば晴れやかな慶事となり、白虎を帯びれば法的手続きや身体的ケアが急務となります。六神は抽象的な卦象を臨場感あるドラマへと昇華させます。